技術科部長
1997年入社 勤続26年
現場の安全・施工・工程などの管理を担当しています。
以前はサッシを作る仕事をしていましたが、義父の紹介で、全く違う業種である当社に入社しました。もともと人と話すのがあまり得意な方ではなかったので、最初の頃は多くの人と関わるこの仕事に緊張していました。しかし、今では“人と連携して行う”ということの大切さと難しさを実感しています。
私は全く違う業種からの転職でしたので、現場でわからないことがあれば一つひとつ教えてもらいながら仕事を覚えました。様々な国家資格を取得し、今では現場監督を任されています。スタッフ全体とコミュニケーションを図りながら、上手くまとめて進行していくというのは簡単なことではありませんが、ひとつの現場が終わった時の達成感は他業種では簡単に味わえるものではないと思います。
現代社会になくてはならない「電気」ですが、電気関連の業界は人材不足が深刻な問題になっています。私のように知識や経験がなくても、先輩が丁寧に指導しますので、未経験の方も安心して働ける職場だと思います。
工事部作業科所長
1985年入社 勤続38年
当社の社長が中学時代から仲が良かった先輩だったこともあり、手に職をつけるために、高校を卒業してすぐ当社に就職しました。
工事が始まってから終わるまでの間、建設現場における配管・配線・照明器具の取付けなどの仕事を担当しています。大きな現場だと2~3年という長期に渡って携わることもありますね。
私たちの仕事は専門職なので、国家資格がなければできない業務もたくさんあります。必要な資格は会社が費用を負担して取得させてもらえるので、手に職をつけるという意味でも将来的には有利だと思います。最近では息子のような年齢の社員も増え、彼らに少しでも早く仕事を覚えてもらうために厳しく接することもありますが、仕事の後は一緒に飲みに行くことも多いです。
ときには短納期の業務が大変なこともありますが、有名な施設やテーマパークの工事に携わった際には先に施設内を見ることができるなど、貴重な体験ができることもあります。資格が必要な業種なので、ある程度の経験を積んで独立していく人も多いのですが、提携業者として長く一緒に仕事ができる関係が保てるようになれば良いと考えています。
工事部作業科
2013年入社 勤続10年
以前は歯科技工士という、電気工事とは全く違う仕事をしていました。前職では夜が遅くなることが多く、休日も返上で仕事をしなければいけないこともあり、子どもが生まれた時に育児に関わる時間が作れないというのが悩みでした。そんなとき、父から「違う業界も覗いてみたら?」と言われたことがきっかけで、当社へ入社することになりました。
デスクワークから現場職への転向で、入社当初はとにかく不安がいっぱいでした。3年程はわからないことだらけで、現場での仕事中は厳しいと感じることも多いです。
入社して4年目に入って、一通りはこなせるようになったかなと自分では思っていても、実際にやってみると違うということも多々あります。自分が先頭に立って道を作るのは難しいことなんだな…というのを感じています。
将来的にこうしたいという具体的な計画はまだありませんが、この仕事に必要な資格の種類が多いので、1つでも多くの資格取得を目指したいですね。自分にとってこの業界は未知の世界なので、最近では現場で他の人がやった仕事にも興味をもって見るようになりました。
自分の携わった施設の完成を見ると嬉しくなったりと、この仕事には楽しみがたくさんあります。これから新たに入社される方にも、ぜひ味わっていただきたいですね。